「安倍政権は悪いことをする」という虚像をつくり、その虚像を批判する生長の家
ヤバ感日記24回目です
今回も
第48回衆議院選挙に対する生長の家の方針「再び、与党とその候補者を支持しない」
の内容から、ブッ込んでいきます。
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2.九条改憲に反対する
今回の衆議院選挙では、私たちは自由民主党(安倍晋三総裁)が打ち出した公約の一つである、「憲法第9条の改正」に反対します。自民党の9条改憲案の「自衛隊の明記」は、「現状の自衛隊の追認だから問題ない」と安易に考えることは間違いであり、日本国憲法の平和主義や基本的人権の保障を脅かす危険性があると考えるものです。
「自衛隊」という言葉を憲法第9条に明記することは、2015年に強行採決された集団的自衛権の限定行使を認めた安保法制を含めて確定することになり、それによって自衛隊の役割が拡大し、米軍と共に軍事行動する機会が増える可能性があります。アメリカの個別的自衛権と「有志連合」の集団的自衛権のそれぞれの発動によって始まったアフガニスタン戦争のような米国主導の戦争に、自衛隊が進んで参加する、あるいは参加させられる可能性が高まります。
また、9条への「自衛隊の明記」は、自衛隊や在日米軍の活動や集団的自衛権行使が自由にできるようにするため、これを監視する国民の「知る権利」や、反対の意思表示をする「表現の自由」などの基本的人権を大きく制限する根拠を与えることになります。実際に、自衛隊の南スーダンの派遣施設隊の日報問題では、政府にとって“不都合な事実”が隠蔽されたり、森友学園・加計学園問題でも、安倍首相個人にとって“不都合な真実”が政府や省庁、一部マスコミを巻き込んで隠蔽されたことをみても、「知る権利」や「表現の自由」が制限されることは同政権の“体質”とさえ言えるでしょう。
自民党は、北朝鮮のミサイル問題があったから、「九条改憲」を言い出したのではなく、2005年に「新憲法草案」(第1次草案)を策定し、また2012年には、「日本国憲法改正草案」(第2次草案)を策定して、その中では、「自衛隊」ではなく、「国防軍」を保持することを堂々と掲げていました。自民党の本音は、「自衛隊の明記」ではなく、国防軍――つまり軍隊を憲法上に明記することであることは知っておく必要があります。ですから、安倍政権の“日本軍国化”のねらいは、「9条改憲」の一つを見ているのでは全貌が分かりません。憲法だけでなく、いくつもの法律の改正、新設、閣議決定、具体的政策などを総合して見ることで、その本当の危険性が露わになります。
すなわち、平和安全保障法、特定機密保護法、共謀罪の強行採決、武器輸出の解禁、軍民両用研究の推進、教科書検定への介入強化などに、今回の自衛隊の9条明記を組み合わせれば、日本の軍事力を増強し、かつ自由に集団的自衛権を行使でき、自衛隊の活動や安全保障に関する情報を隠し、反対するものは徹底的に排除する国を作り上げようとしているとの疑いが深まります。加えて言えば、“教育無償化”の動きには対価があります。タダの教育と引き替えに、政府のさらなる教育内容への介入がやり易くなるという側面を知っておく必要があります。
世界の平和を軍事力や核の抑止力によらず、唯一絶対の神への信仰によって持ち来そうとする生長の家は、このように、日本国憲法の平和主義を後退させ、主権者である国民の権利を縮小し、軍事力の増強、米軍との一体化によって、東アジア地域の緊張を高める結果となる9条改憲案に反対し、立憲主義をないがしろにして、日本の軍国化をめざそうとする安倍政権に対して、明確に「反対」の意思を表明するものです。
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2項の部分をまるごと載せてみました
これをよんでいると
なんだかフワフワした文章なんですよ
なんでフワフワしているか
語尾をチェックすればわかります
いくつか下に並べます
『危険性があると考えるものです』
『米軍と共に軍事行動する機会が増える可能性があります』
『参加させられる可能性が高まります』
『作り上げようとしているとの疑いが深まります』
どう思います?
『考えるものです』
『可能性があります』
『可能性が高まります』
『疑いが深まります』
つまり推測ばかりなんですよ
結局のところ
推測を積み上げて
「安倍政権は悪いことをする」
という虚像をつくりあげ
その虚像を批判しているだけなんです
あれ?
生長の家って
他人の実相をみましょう
じゃないの?
「安倍政権は悪い事をする」という
虚像をつくって批判している時点で
実相をみれていません
アウトーッ!!